脳卒中のため脳の手術をした。記憶障害をはじめとした障害が心配される。脳卒中の記憶障害と認知症。おんなじようになっちゃう人もいるけれども、ちょっとチガウかんじで出る人もいるらしい。
ミュージシャンのアンダーワールドとペットショップボーイズの区別がつかなくなって。というかはじめからきちんと覚えてなかっただけなんだけれども、こういう系の「わからない」状態になったときに「あー、これが認知症?記憶障害かっ?」って一瞬思ったことがあったけれどもどうやら全然違う次元のことのようです。
そしたら、はじめからペットショップボーイズとホール&オーツの区別がついていなかった。
ペットショップボーイズの音楽のタッチがなんとなくアンダーワールドに似てたような気になっていたから。アンダーワールドって日本で言えば、電気グルーブみたいなかんじでしょ。
ワム。今は、ジョージマイケル。はじめは、ギターの人と二人でワムを結成していた。今の日本で言えば、コブクロみたいな。でもルックス的に言えば、小池徹平とウエンツ瑛士の「WaT(ワット)」みたいな感じだ。どんどん同系みたいなものを記憶からひっぱりだしてきていた。共通しているのは男性デュオ。
ホール&オーツは、昔、友達と友達の彼氏と三人と飲みに行ったことを思い出した。その店は、私が二十歳前後の頃、渋谷に存在していた巨大ディスコのスターウッズが入っていたビルにあった洋風の座卓式の飲み屋。なぜ私が友達と友達の彼氏と三人で飲まなければいけなかったのか?なぜそういう運びになったのかわからなかった。何となく来てしまっていた。いつも実感がなく身体だけ浮遊しているがのごとくだったのを思い出した。そのときつきあっていた彼氏の前の彼氏とは、一緒に帰らされた。当時、友達は、入院していた。見舞いに行ったら、友達の彼氏が来ていて、病院を出て一緒に帰ったのだ。人の彼氏だし、なんとなく気まずくて何も話さなかったのを覚えている。ホール&オーツとは直接関係はないが、当時大ヒットしていた「マンイーター」という曲がスターウッズで流れたときに友達と踊ったことを思い出した。マンイーターとは人食いのことらしい。歌詞の内容はよくわからないが、人(男)を食う女という意味の歌らしく、なぜかこの歌と友達のことがセットで思いだされる。友達は、人を(男を)食うタイプの女性ではないけれどもなぜかいつも友達の彼氏と一緒ということに付き合わされてどういう態度をしたらいいか困っていた。
そのダリル・ホール&ジョン・オーツのマンイーターではなくミュジックビデオのコンサートホール内に波が飛び出してくるシーンがディスコ「スターウッズ」とだぶって記憶してるのでそのことからデュラン・デュランの「リフレックス」を探しました。
どういう脈絡か?飛び火。記憶の連鎖なのか。連鎖というと画家エッシャーの世界がそういう連鎖の変革のようなものを描いていてパラドックスだとかなんとかいって不思議世界をつくっていた。私の日々、日常もそんなかんじなのだ。今日、ドビッシーを聴きながらアンパンをほおばるかも。明日は、エリックサティを聴きながらポテトやハンバーガーを食べるかも。バッハを聴きながらほうれんそうのおひたしを食べ、ショパンを聴きながらつゆだく牛丼をかき込むのかもしれない。
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